OpenFacet – AIにリアルタイムのダイヤモンド相場を:OpenFacet MCP を公開
2026年8月30日
AIアシスタントに特定のダイヤモンドの価値を尋ねても、これまでは大まかな推測しかできませんでした。OpenFacet の MCP サーバーにより、AI が天然ダイヤモンドの最新卸価格を直接参照できるようになります。
ChatGPT や Claude に「1.25カラットのオーバルカット、Fカラー、VS1クラリティで5,500ドルと言われたけれど適正価格?」と質問しても、多くの場合は4Cの一般的な説明が返ってくるだけで、その場で見積もりが妥当かどうかまでは判断できません。
理由は単純です。AIモデルは宝石学の知識を持っていても、学習データが固定されており、最新の卸市場データにアクセスできないからです。
そこで私たちは OpenFacet MCP サーバー を公開しました。Model Context Protocol (MCP) を通じて OpenFacet のリアルタイム価格エンジンを接続することで、AI が回答する前に正確な天然ダイヤモンドの市場価格を確認できるようになります。
MCP とは?
一般的な AI を「ネットに繋がっていない優秀な鑑定士」だと考えてみてください。ダイヤモンド価格の算出ロジックは理解していても、今日の最新相場表を見ることはできません。
MCP(モデル・コンテキスト・プロトコル) は、AI が外部のツールや最新データベースと安全に通信するための標準規格です。
次のように尋ねると:
「1.23ct、Gカラー、VS2クラリティ、縦横比(L/W比)1.55のエメラルドカットが5,200ドルで提示されているけれど、妥当ですか?」
AI は推測で数字を作るのではなく、バックグラウンドで即座に https://mcp.openfacet.net/ へ問い合わせを行い、正確な対数補間と比率補正が施された市場基準価格を取得して、根拠のある回答を提示します。
OpenFacet MCP の主な機能
軽量で依存関係のないサーバーとして、主に3つのツールを提供しています:
get_diamond_price: GIA基準の天然ダイヤモンド(0.30ct〜6.00ct、D〜Mカラー、FL〜SI2クラリティ)のカラット単価と総額を算出。大雑把な重量区分に頼らず、対数空間補間による連続的なカラット計算と、ファンシーシェイプ(オーバル、エメラルド、クッション、ラディアント、ペア、マーキス、ハート)の実測プロポーション補正を適用します。get_dcx_index: ダイヤモンド総合指数(DCX)および24時間・7日間・30日間の価格トレンドを取得。get_market_depth: カラーとクラリティごとの実際の卸市場での流通量を参照し、その石の希少性や流動性を把握。
主なメリット
- 一般の購入者向け: 店頭やオンラインでの提示価格が適正かどうか、業界の複雑な割引表を探すことなくその場ですぐにチェックできます。
- 開発者・事業者向け: 認証不要で公開されているリアルタイムエンドポイントを利用して、査定ボットや在庫分析ツールを簡単に構築できます。
- 正確なカラット別価格: 1.18ct と 1.45ct では1カラットあたりの価値が異なります。OpenFacet は実際の市場動向に沿って、わずかな重量の違いも正確に価格へ反映します。
はじめ方
- リモート MCP エンドポイント:
https://mcp.openfacet.net/ - オープンソースリポジトリ: github.com/openfacet/mcp-server
- API ドキュメント: OpenFacet API & MCP 仕様
- ChatGPT 連携デモ: ChatGPT プラグイン
Claude Desktop、Cursor、ChatGPT、または独自のスクリプトに数分で組み込んで利用できます。